複利運用の効果

こんにちは!

今日は複利運用のについて書きます。
複利運用はアインシュタイン博士が「人類最大の発明」と称した運用方法で、長期投資家にとって欠かせない考え方になります。

突然ですがここで問題を出します。
100万円を10%の利回りで30年間運用したらいくらになるでしょう?

100万円の10%の利回りは+10万円。それを30年間なので、
答えは100万円 + 10万円 × 30年 = 400万円

これもある意味正解ですが、これは単利運用の考え方です。
300万の利益で十分と思われる方もいるかもしれませんが、複利運用をするともっとすごいです。

どのようにすごいのかこちらのグラフを御覧ください。
f:id:taquamarine0428:20180528234134p:plain

先程の単利10%はここでいうの黒い点線ですが、複利10%は一番利回りの大きい赤色の線です。
というわけで正解は1700万円弱ほどになります。驚きですね!
では福利運用とは何なのでしょうか。

単利運用と複利運用の違い

単利運用は100万→110万→120万→130万…と毎年10万円ずつ増えていき、
30年後には400万になるような運用方法です。
これは元本の100万円のみを運用資金とし、利益を再投資しない運用を行った場合にこのような運用結果となります。

一方、複利運用は利益を再投資する運用方法で、毎年10%の利回りだと
100万→110万→121万→133万1千…と利益が少しずつ増加していきます。
年数が経過するごとに単利との差が開き、30年後にはおよそ1700万弱となります。

これがアインシュタインも絶賛する複利の効果です。

利回り8%以上のS&P500銘柄

じゃあ実際にそんな高利回りの投資先あるの?というお話です。
サブタイトルに答え書きましたがズバリS&P500銘柄です。
ここでwikipediaでS&P500の過去の成績を見てみましょう。
S&P 500 - Wikipedia

30年前1987年は247ドルでしたが、2017年には2,673ドルと10倍以上になっていますね。
先程のグラフで紫色の年利8%の線がちょうど30年で1000万円ほどになっていたのを見ると、概ね8%強という実績です。(実際計算したら8.26%でした)
また価格には反映されていませんが分配金も出ています。
f:id:taquamarine0428:20180529084627g:plain

1987年より前のデータは見つけられませんでしたが、およそ1~3%程
2010年以降は2%前後で推移していますね。
先程の利回りに加算するとおよそ10%…かな?(合ってるか若干自信なし)
若干不安なところもありますが、8.26%+αだったのは間違いないです。

ということで、S&P500の運用成績が過去30年間と同等ならまた今後30年間で10倍+αぐらいになることが期待できます。
あとは今後のアメリカ経済に要注目。
もしくは他にもっと安定した高利回りの投資先あったら誰か教えてください。
(直近はVTIに期待してます)

最後に、複利運用は運用期間が長ければ長いほどその効果が出やすいので、特に若い方には長期投資の良さを理解してほしいなと思いました。

ではまた!

↓よろしければランキングサイトへのリンクをクリックお願いします。

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村